コンサルタントの転職先(=ポストコンサル)

(1)事業会社への転職

コンサルタントのネクストキャリアとして、深く関わった業界の事業会社に転職をするパターンは非常に多い。
特に、医療・ヘルスケア業界などは、グローバル企業も多いこともあり、コンサルタント経験者の転職が多くなっている。

 

(2)他コンサルファームへの転職

コンサルティングファームにはいくつか種類があるので、総合系から戦略系などへの転職など分野をまたがるケースや国内系から外資系など、業界内での移動をしながらコンサルタントとしての経験を深める人も多い。

(3)PEファンドへの転職

コンサルタントとして身につけたスキルをフル活用して、PEファンドで活躍する人も増えている。
実際に事業の責任者として、企業を成長・再生させることは、コンサルタント時代とはまた違った魅力がある。

 

(4)スタートアップ企業への転職

数は少ないが、起業・スタートアップ企業へ参画する人も一定数存在する。
スキルだけではなく、人脈を生かして、創業間もないタイミングでの大型調達やビジネスの早期展開などポストコンサルだからこその強みを生かす企業が多い。

(5)企業・独立

コンサルタント経験者で、企業して成功している経営者は多い。
また、個人でフリーランスとしてコンサルティングを行う人も増えている。

コンサルタント経験者の可能性(ポストコンサルの進路)

コンサルティングファームは、様々な人が参画し、様々な領域に転職していくため、キャリア構築において非常に効果的である。
コンサルティングファームをキャリア形成の文脈で、ハブキャリアとも呼ぶこともある。

 

 

■コンサルティングファーム出身者が転職市場で重宝される理由
1.日々経営課題に向き合っていることによる、問題解決の幅と深さ
2.ロジカルな思考力
3.高いコミュニケーション能力
4.経営者視点
5.ハードなプレッシャーへの耐性
6.仕事をやり切るプロフェッショナリズム
7.専門領域の高度な知見